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女性・女の子の怖い話

何が満開?

静岡県 主婦 遠藤美里(31) 2歳になったばかりの娘は、覚束ない足取りながらも少し走れるようになり、外遊びが楽しくて仕方がない年頃でした。 それに最近では語彙も多くなり、私の言葉やテレビで見聞きしたセリフを真似するようになりました。 いわゆるかわいい盛りの娘と、そんな小さな幸せを噛み締めながらの生活を送っていたある日のことです。 テレビのニュースで、桜前線が次第に北上してきて、関西方面では「桜が満開だ」というニュースが流れていたのを聞いた娘が 「ママ! シャクラがマンタイよ!!」 と教えてくれたので、翌日、近所の公園にお散歩がてら、桜を見に行くことにし […]

元カノの願い

群馬県 会社員 大沢 敏史(29)(仮名) つい先日経験した、ちょっと切ない話です。 高校生の頃から付き合っていた彼女と別れたのは、交際8年目の事でした。 きっかけは些細なことだったと思うのですが、ちょっとしたケンカが引き金となり、長かった交際が終わりを迎えたのです。 私も彼女も、仲間内から心配され、よりを戻すように勧められたりもしたのですが、二人の頑固な性格が災いして、逆に意地になってしまい、結局彼女との関係は完全に終わってしまいました。 それから5年ほど経ったある日のことです。 全く音沙汰がなかった元カノから、突然メッセージが届きました。 彼女の話で […]

砂遊び

群馬県 会社員 斉藤 利明(23)(仮名) それは私が小学校に上がる前ですから、多分5歳くらいの時の体験談です。 その日は朝からとても暑かったのを覚えています。 家の中で遊ぶ事に飽きた私は、母にねだって、近所の公園に連れて行ってもらいました。 平日の午前中なら、その公園に行けば1人や2人は、いつも一緒に遊ぶ友達がいるはずです。 その日もやはり、一番仲良しで同い年のケイタロウ君が、先に滑り台で遊んでいました。 公園内の遊具でひとしきり遊んだ後、2人で一緒に砂場へと向かいました。 今日は今までで一番大きな砂山を作ろうという事になり、体中砂だらけになりながら、 […]

くにゃくにゃの女の子

静岡県 フリーター 宇梶 佑美(21)(仮名) その日の夕方、私はいつものように、バイト終わりに家の近所の公園のベンチでくつろいでいました。 天気が良く、暑くも寒くもなく快適なこの時期に、夕方から暗くなるまで、スマホで漫画を読みながらゆっくり過ごすのが、私にとって至福のルーティンでした。 まだ明るい時間帯に子供たちがはしゃぎ回る、賑やかな雰囲気も好きですが、ちょうど夕食の時間帯になり、少しずつ人が減って行き、日が傾くにつれて次第に静かになっていく雰囲気が、私の一番のお気に入りでした。 その日、最後まで公園の中にいたのは、私と1組の親子だけでした。 母親と […]

知らない女

神奈川県 会社員 小堀 康平(26)(仮名) 今の彼女と出会ったのは、まだ元カノとの縁が完全には切れていない頃でした。 その頃、私の気持ちは何ヶ月も前に、完全に元カノから離れていて、電話やメールも全て無視することで、自分の気持ちを伝えたつもりでいました。 「このまま放っておけば、いずれあきらめるだろう」 私はそんな風に、高を括っていたのです。 ちょうどそんな時に出会った今の彼女は看護師で、私が友人と呑みに行った時、たまたま隣の席にいたことで知り合い、あっという間に意気投合して、その日の内に付き合うことになりました。 何度かデートを重ねたある日、彼女が私の […]

俺じゃない!!

大阪府 会社員 清水 勝(29)(仮名) 今考えれば、全てが勘違いというか、若気の至りでした。 瀬戸内のド田舎から、一発当ててやろうと叶うはずもない夢を見て、都会のホストクラブの門を叩いたのは、今から10年ほど前のことでした。 後先考えず、家出同然で実家を飛び出してきた私は、お金もなく、もちろん住む場所もなく、しばらくの間ホームレス同然の暮らしをしていました。 そんな時、ダメ元で飛び込んだホストクラブで運良く採用が決まると、当時、その店のNo.2だったS先輩が私の窮状を聞き、S先輩の部屋を家具家電付きで貸してくれると言ってくれました。 いわゆる又貸しって […]

ウソつきみっちゃん

山梨県 主婦 藤野 伊依(33)(仮名) 私が小学4年生の時、美知子ちゃんという女の子が転校して来ました。 初めのうちは、割と皆んなの中に溶け込んで、私も仲が良かったのですが、しばらくすると、彼女の変わった「癖」のせいで、クラスの皆んなから距離を置かれる様になって来ました。 彼女の「癖」とは、「私には普通の人には見えないものが見えるの」と言うアピールでした。 私の友人は「この世に生まれなかったお兄さんが一緒にいるよ」と言われ、別の友人は「もうすぐお婆ちゃんが病気で死ぬよ」と言われたそうです。 私は「イヨリちゃんの後ろには、耳の無いお坊さんがいて、イヨリち […]

お姉ちゃんの部屋

長野県 高校生 丸山 佑輔(17)(仮名) 半年ほど前、友人Aの家に遊びに行った時の話です。 Aは、中学校からの同級生で、同じ市内の高校に進学してからも、良く一緒に遊びに行く仲でした。 小遣いがある時はカラオケに行ったりもしましたが、金欠になると、僕の家で過ごすことが多く、いつも他愛もない話で盛り上がっていました。 ある日の放課後のことです。 その日はたまたま、母の知り合いが僕の家に来る予定があり、お金もなかったので、遊ぶ場所に困っていると、珍しくAの方から 「じゃあ、ウチ来るか?」 と誘って来ました。 今まで僕は、Aの家に行ったことが一度も無かったので […]

白いヘルメット②

神奈川県 会社員 田原 リナ(21)(仮名) 3年前の夏のことです。 同棲していた彼は「ケンジ」と言う名前で、私とは中学校からの同級生でした。 中学卒業後、私は女子校、ケンジは男子校に進学したのですが、高1の夏頃に偶然再会したことから交際が始まり、高校を卒業して就職したのをきっかけに、県内のアパートで同棲することになりました。 そのアパートは、ケンジの友達のたまり場にもなっていて、特に、バイク好きのカズマ君とケイタロウ君は、毎週このアパートを起点にして、一緒にツーリングに出かけるのが習慣でした。 私は免許を持っていなかったので、いつも白いヘルメットを被っ […]

白いヘルメット①

神奈川県 会社員 松本 健二(21)(仮名) 3年前の夏のことです。 同棲していた彼女は「リナ」と言う名前で、私とは中学校からの同級生でした。 中学卒業後、私は男子校、リナは女子校に進学したのですが、高1の夏頃に偶然再会したことから交際が始まり、高校を卒業して就職したのをきっかけに、県内のアパートで同棲することになりました。 そのアパートは、私の友人のたまり場にもなっていて、特に、バイク好きのカズマとケイタロウは、毎週このアパートを起点にして、一緒にツーリングに出かけるのが習慣でした。 リナは免許を持っていなかったので、いつも白いヘルメットを被って、私の […]