本日のおすすめ怪談
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女性・女の子の怖い話
ウソつきみっちゃん
山梨県 主婦 藤野 伊依(33)(仮名) 私が小学4年生の時、美知子ちゃんという女の子が転校して来ました。 初めのうちは、割と皆んなの中に溶け込んで、私も仲が良かったのですが、しばらくすると、彼女の変わった「癖」のせいで、クラスの皆んなから距離を置かれる様になって来ました。 彼女の「癖」とは、「私には普通の人には見えない… -
廃墟・心霊スポットの怖い話
兄の遺品
福岡県 会社員 遠藤慶次(33)(仮名) 私には7歳年の離れた兄がいました。 今から20年前のことです。 私が中学生だった頃、年の離れた兄は、すでに社会人になっていました。 兄はちょっとヤンチャで、自分で働いて買ったバイクや車を乗り回し、仲間内でもリーダー格で、その姿は私にとって、憧れの存在でもありました。 そんな兄がある日… -
女性・女の子の怖い話
灰色の女の子
神奈川県 専門学校生 細野彩花(20)(仮名) 私には、高校生の頃から毎年同じメンバー3人で来ている、お気に入りのビーチがありました。 その日は夏休みシーズンで天気も良く、ビーチは大勢の人で賑わっていました。 昼頃に到着した私達は、海の家で借りたパラソルと持参したビーチマットを敷いて、まずはのんびり、日光浴を楽しむことに… -
女性・女の子の怖い話
手話の叫び
千葉県 主婦 山本優香(仮名) 私の娘には、人と少し違う能力があります。 いわゆる「見える」子です。 その事に気づいたのは、娘が幼稚園に通い初めて、まもなくのことでした。 幼稚園では毎日、その日の出来事や必要な伝達事項の確認に、保護者と先生とで連絡帳のやり取りがあります。 ある日の連絡帳に、娘が時々、壁や教室の隅など、誰… -
事件・事故の怖い話
ブツブツ・・・・
某県 監察医 藤原順子(36)(仮名) 監察医の仕事は、各自治体の知事によって任命され、行政解剖を行うことです。 「行政解剖」と言うのは、死因がはっきりしないものの、犯罪性のないご遺体の死因を解明する事を目的に行われます。 皆さんがよく耳にする「司法解剖」と言うのは、犯罪の可能性がある場合にのみ、死因を解明するために行う… -
事故物件の怖い話
猫屋敷
※この怪談には一部刺激的な表現が使用されています。閲覧の際はご注意ください。 埼玉県 会社員 小野 昭仁(31)(仮名) 結婚して3年ほど経った頃、中古の一軒家を買った。 「不動産に掘り出し物無し」と聞いた事があるが、この物件は破格だ。 そのため、いわゆる事故物件なのではないかと疑い、ネットで調べたのだが、そういった情報はな… -
仕事・アルバイトの怖い話
俺じゃない!!
大阪府 会社員 清水 勝(29)(仮名) 今考えれば、全てが勘違いというか、若気の至りでした。 瀬戸内のド田舎から、一発当ててやろうと叶うはずもない夢を見て、都会のホストクラブの門を叩いたのは、今から10年ほど前のことでした。 後先考えず、家出同然で実家を飛び出してきた私は、お金もなく、もちろん住む場所もなく、しばらくの間… -
お祭り・イベント・学園祭の怖い話
ハッピーハロウィーン
東京都 大学生 青木康夫(20)(仮名) サークルの友人5人と仮装して繰り出した渋谷での話です。 楽しげにはしゃぐ人混みの向こうに、ひとりポツンと佇む女性がいました。 行き交う人並みの合間に見える、薄汚れた白っぽい、季節感のない半袖のワンピース姿は、かなり異様な雰囲気でした。 顔の前にだらりと垂らした長い黒髪で、その表情… -
家・アパート・マンションの怖い話
七五三
千葉県 主婦 田中なみ(36)(仮名) 結婚して間もない頃、主人の父が亡くなったことをきっかけに、主人の母と同居することになりました。 正直、初めは少し不安でしたが、いわゆる嫁と姑の確執もなく、むしろ、早くに実の母を亡くした私の方が、義母のことを本当の母のように慕っていたくらいでした。 それから数年後、私は待望の女の子を… -
廃墟・心霊スポットの怖い話
廃病院での出来事
栃木県 会社員 橋本 英治(39)(仮名) 今から20年近く前の話です。 友人A、B、Cと私の4人で、肝試しに行くことになりました。 この4人はいつもつるんでいる、悪友グループです。 行き先は、車で20分ほど走った先の、地元で有名な廃病院でした。 実は、私はそこへ行くのが3回目だったので、あまり気が進みませんでしたが、見渡す限りの山… -
仕事・アルバイトの怖い話
11番テーブル
某県 短大生 伊豆川由紀(19)(仮名) 私が高校生の時、バイトしていたレストランでの、不思議なお話です。 そのレストランには、誰にも座らせない、4人がけの席がありました。 入り口を入って一番右奥の11番テーブルです。 毎週水曜日の夕方3時頃になると、誰もいないはずの11番テーブルのコードレスチャイム(ピンポン)が鳴りま… -
女性・女の子の怖い話
もう一度
石川県 会社員 宍戸篤史(34)(仮名) 残業終わりのその日、間もなく迎える本格的な冬を前に、時折吹く冷たい風に身震いしながら、私は一人、しんと静まり返った駅のホームで電車を待っていました。 向かい側の下りホームには、私から見て右側に10人ほどの乗客がいました。 スマホの画面に目を落とし、電車の到着を待っていると、下りホ…