日常生活の怖い話– 怪談一覧(新着順) –
日常生活にも、恐怖は潜んでいます。実話怪談には、何気ない日常の中で起こる奇妙な出来事や、突然現れる幽霊の話が数多くあります。家の中で響く謎の音や、誰もいないはずの場所で感じる視線。これらの怖い話は、日常生活の中にも恐怖が存在することを教えてくれます。この怖い話を読むと、次に何か奇妙なことが起きたとき、その背後に潜む何かに注意を払うようになるでしょう。
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日常生活の怖い話
お姉ちゃんの記憶
滋賀県に住む女子高校生Nさんの、不思議で怖くて、ちょっと悲しい記憶です。 この話は、私がまだ幼稚園に行く前のことですから、3歳か、4歳くらいの時のことだったと思います。 当時、両親は農業をしていて、毎日とても忙しかったので、幼い私の面倒を見てくれていたのは、もっぱら同居していた祖母でした。 その祖母も、繁忙期には仕事を手... -
日常生活の怖い話
人を呪わば
神奈川県に住む、20代の女性会社員Kさんが体験した、偶然とは思えない恐怖体験談です。 それはまだ私が高校生だった頃、当時付き合っていたM君に浮気をされた事が、全ての始まりでした。 その時の私は、男の人とちゃんと付き合ったのは、M君が初めてでした。 だから、彼の浮気を知った時はもう、この世の終わりかと思うほど、どん底まで落ち... -
日常生活の怖い話
パレイドリア
静岡県に住む50代の男性会社員Nさんの、少年時代の恐怖体験談です。 パレイドリア(英: Pareidolia)とは、心理現象の一種。視覚刺激や聴覚刺激を受けとり、普段からよく知ったパターンを本来そこに存在しないにもかかわらず心に思い浮かべる現象を指す。パレイドリア現象、パレイドリア効果ともいう。 一般的な例として、雲の形から動... -
日常生活の怖い話
金縛り
岐阜県 会社員 Hさん(30代・男性)の九死に一生を得た恐怖の体験談 この話は、2年前の春のことです。 それまで住んでいたマンションが契約更新の時期になったので、更新料を払うくらいなら、気分を変えるために引っ越そうと思いました。 引っ越し先は同じ都内のマンションで、内見でそれほど気に入った訳でのなかったのですが、どうせ2年... -
日常生活の怖い話
飛び跳ねる子
山形県 会社員 Fさん(30代・男性)の怖い話 3年前の初夏のことです。 夜の10時を少し回った頃、仕事から車で帰ってくると、駐車場の周りにパトカーや消防車、救急車が、周囲の建物を赤色灯の光で赤く照らし出すほど、何十台と集まっていました。 張り巡らされた黄色い規制線の周りには大勢の野次馬が集まり、私の住むアパートの方を指さし... -
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夕映えの山
群馬県 会社員 Mさん(20代・女性)の不思議な体験談 幼い頃から同居していた祖母が、病気で入院することになったのは、私が高校2年生になった春のことでした。 うちは代々農家で、両親はいつも忙しく働いていましたので、祖母は私の母に代わって、私を幼い時から大切に育ててくれました。 その祖母が突然入院になり、もう先があまり長くな... -
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ケンケンパ
東京都 飲食店従業員 Yさん(20代・男性)のソワ〜っとする怖い話 それは、一昨年の夏の話です。 尊敬する先輩に、あるアドバイスをもらいました。 「今の自分の実力よりちょっといい所に住むと、それに合わせて仕事ができるようになるぞ」 それを鵜呑みにした私は、思い切ってちょっと贅沢なマンションに住み替えることにしたんです。 正... -
日常生活の怖い話
公衆電話
福岡県 飲食店経営 Eさん(40代・男性)の怖い話 電話ボックスの公衆電話に電話をかけることができるの、知っていますか? 昔はよく刑事ドラマなんかで、身代金を持っていく場所を、誘拐犯が公衆電話にかけた電話で指定して、警察を翻弄するなんていう設定がありましたよね。もちろん公衆電話の電話番号は原則非公開なのですが、今でも番号... -
日常生活の怖い話
12時37分
千葉県 会社員 Cさん(40代・男性)の恐怖体験談 私、若い頃からサーフィンが趣味で、いつかは海の近くに住みたいと思っていたんです。 そこにちょうどコロナ禍が来まして、会社の仕事も全部リモートになったので、こりゃ今しかない!と思って、憧れだった海の近くに移住したんですよ。その時はもう、神様がそうしろと言ってくれてるのだと... -
日常生活の怖い話
お化けトンネル
埼玉県 会社員 Sさん(20代・男性)と友人の恐怖体験談 これは私が高校2年生の夏休み時の話です。 その日は昼過ぎから親友のFの家で、漫画やゲームなどで自堕落に時間を潰していたのですが、あまりの退屈さに2人ともついに限界を迎えました。 「なぁ、F。今日どっか行かねぇ?」 「そうだなぁ・・・」 その頃、近所にできたばかりのアミュ... -
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てるてる坊主
神奈川県 主婦 Hさん(30代・女性)とその息子さんの恐怖体験談 3歳になったばかりの息子は、最近益々歩くのが得意になり、近所の公園まで自分で歩いて行くのがお気に入りの日課でした。 公園までは息子に合わせて歩いても5分ほどなのですが、少しだけ遠回りをすると、歩道沿いに雰囲気のいいチャペル風の結婚式場があり、その前を通って行... -
日常生活の怖い話
かげおくり
滋賀県 会社員 Sさん(50代・男性)の恐怖体験談 私が小学生だった頃、たった1週間だけ「影送り」という遊びが流行りました。 影送りとは、良く晴れた日に、できるだけ何もない平らな地面に映った自分の影を10秒ほど凝視して、それからすぐに視線を上げると、自分の影が空中に投影される現象のことで、いわゆる残像の一種です。 たしか、... -
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ポスト
千葉県 八巻 健一(64) 当時の私は、定年退職後の有り余る時間を、どう過すかに腐心していました。 約40年間、がむしゃらに働いてきた私には、これといって趣味もなく、かといって何か新しい趣味を持とうという気にもなれず、退屈な時間だけがただゆるゆると過ぎて行く、そんな毎日でした。 このままいつまでも無駄な時間を過ごしているわ... -
日常生活の怖い話
何が満開?
静岡県 主婦 遠藤美里(31) 2歳になったばかりの娘は、覚束ない足取りながらも少し走れるようになり、外遊びが楽しくて仕方がない年頃でした。 それに最近では語彙も多くなり、私の言葉やテレビで見聞きしたセリフを真似するようになりました。 いわゆるかわいい盛りの娘と、そんな小さな幸せを噛み締めながらの生活を送っていたある日の... -
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ショウジ君
東京都 高校生 清水 誠(17)(仮名) 僕が小学生だった時の話です。 両親と僕の家族3人は、毎年、祖父母の住む岡山の田舎に帰省するのが恒例行事でした。 確か小学3年生の夏休みのことでした。 父の夏休みに合わせて、その年も家族3人で、1週間ほど祖父母の家に遊びに行くことになりました。 祖父母の家は岡山の山奥にあり、近くにき...