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男性・男の子の怖い話

  • 2020年9月17日
  • 2020年9月17日

ショウジ君

東京都 高校生 清水 誠(17)(仮名) 僕が小学生だった時の話です。 両親と僕の家族3人は、毎年、祖父母の住む岡山の田舎に帰省するのが恒例行事でした。 確か小学3年生の夏休みのことでした。 父の夏休みに合わせて、その年も家族3人で、1週間ほど祖父母の家に遊びに行くことになりました。 祖父母の家は岡山の山奥にあり、近くにきれいな小川が流れ、水車小屋があるような田舎で、虫や川魚は取り放題。都会育ちの僕にとっては、まるでちょっとしたアトラクションでした。 祖父母の家の斜向いには木造の古い大きな小学校があり、夏休み期間中は、その小学校の生徒はもちろん、その家族 […]

  • 2020年7月14日

不良をやめた原因

埼玉県 会社員 中山 大毅(36)(仮名) それは私が中学2年生の夏休みのことでした。 自分で言うのもはばかられるのですが、その頃、反抗期真っ只中だった私は、地域でも悪名高い不良グループに属していました。 今思えば両親が離婚して、生活を支えるために懸命に働く母親が不在がちだったことの寂しさを、友人たちと一緒になって悪さをすることで、紛らわそうとしていたのかも知れません。 いつもの様に、真夜中過ぎに友人と街のはずれをふらふらと、あてもなく歩いている時、道の傍らにあるお地蔵さんが目につきました。 その頃、何にでもイラついていた私は、あろうことかそのお地蔵さん […]

  • 2020年7月1日

影踏み

神奈川県 アルバイト 大前 慎吾(25)(仮名) 昨年の秋のことです。 その頃、俺は交通警備のアルバイトをしていました。 工事中の道路で赤い棒ライトを振って、歩行者を誘導する仕事です。 天候に左右される仕事ですが、休憩も多く、楽な仕事なので、週6で働いていました。 その日は朝から夕方までのシフトで、連日の雨も上がり、気持ちの良い青空が広がっていました。 昼前、休憩の順番が来たので、現場から道路を挟んで反対側の公園のベンチに座り、早めの昼食を取っていました。 何気なく現場の方を見ていると、現場の少し先の歩道で、子供がピョンピョンと飛び跳ねて遊んでいるのが見 […]

  • 2020年2月6日
  • 2020年2月14日

オバケの城

東京都 自営業 岡本 明夫(52)(仮名) 今から40年以上前、私が小学校3年生だった時の話です。 昭和50年代前半。当時は都内でも、いわゆる「空き地」がそこかしこに点在していて、野球や虫取りなど、子どもたちの絶好の遊び場となっていました。 同じく「空き家」も多く、小学校の高学年から中学生くらいになると、「探検」と称して、今で言う肝試しのような遊びが流行っていました。 そして、何軒かの空き家の中でも、「オバケの城」と呼ばれる屋敷は、その見た目から別格の存在として君臨していました。 立派な門扉の奥には、腰の高さほどの雑草が生い茂る大きな庭があり、その向こう […]

  • 2019年9月1日
  • 2020年12月7日

カッちゃん

埼玉県 大学生 木下翔悟(20)(仮名) 小学校1年生から2年生まで、私には大好きな友達がいました。 名前は確か「カツヤ君」で、私は彼を「カッちゃん」と呼び、学校ではもちろん、放課後も近所の公園で待ち合わせをして、暗くなるまで泥んこになって遊ぶ毎日でした。 ところが、3年生になる前の春休み、私の父の転勤で引っ越すことになり、カッちゃんとはそれ以来、一度も合うことはありませんでした。 それから5年の歳月が流れ、中学2年生の冬休みになった時の事です。 夢の中に突然、カッちゃんが出てきました。 今でもハッキリと覚えているほど、とてもリアルな夢でした。 久しぶり […]

  • 2016年9月11日
  • 2020年12月7日

のぞくなキケン

岐阜県 中学2年生 鹿島正(13)(仮名) とても短い話です。 僕が中学生の時、近所に変わったおじさんが住んでました。 そのおじさんは庭で焚き火をしたり、家の中からクサイいニオイを出したり、時々大きな声を出したりするので、近所の人たちから嫌われていました。 その家をぐるりと1周取り囲んでいる木の塀には、1ヶ所だけ、節が抜けた穴があって、その下に赤いペンキで「のぞくなキケン」と書いてありました。 ウワサでは、おじさんが塀の穴から誰かにのぞかれるのを警戒して、暇さえあればその穴に向かって、先端をヤスリで削って尖らせた、1.5メートルほどの鉄の棒を両手で持って […]