怖い話– tag –
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日常生活の怖い話
黒狐の面
岡山県 農業 内藤裕美(36)(仮名) 私が農業を営む主人の元に嫁いだのは、今から8年前のことです。 主人は古くから続く農家の3代目で、私とは同じ小学校からの同級生でした。 結婚を機に、主人の両親と祖父母が暮らす母屋の隣に新居を構え、その後2人の子供にも恵まれ、仕事と子育てに忙殺されながらも、幸せな毎日を送っていました。... -
日常生活の怖い話
ピアノの音
神奈川県 主婦 高橋弘子(59)(仮名) 一昨年の春のことです。 お隣のお宅に、3人家族が引っ越して来られました。 ご挨拶にいらっしゃったのは、とても感じの良いご主人と、清楚な奥さんと、4歳になるという、とても可愛らしい娘さんでした。 しばらくすると、お隣のお宅から、かすかにピアノの音が聞こえてくるようになりました。 お世... -
女性・女の子の怖い話
灰色の女の子
神奈川県 専門学校生 細野彩花(20)(仮名) 私には、高校生の頃から毎年同じメンバー3人で来ている、お気に入りのビーチがありました。 その日は夏休みシーズンで天気も良く、ビーチは大勢の人で賑わっていました。 昼頃に到着した私達は、海の家で借りたパラソルと持参したビーチマットを敷いて、まずはのんびり、日光浴を楽しむことに... -
廃墟・心霊スポットの怖い話
とても後悔した話
S県 会社員 上原高志(22)(仮名) 私は今、とても後悔しています。 県内で有名な心霊スポットと呼ばれる場所に、友人のヒロキ(仮名)と車で遊びに行ったのは、去年の夏のことでした。 現地に着いて、森の中の細い山道を歩くと、小さな祠や石碑があり、2人はその雰囲気を楽しんだ後、深夜2時過ぎに自宅へ戻りました。 その翌日から、体... -
土地・不動産の怖い話
受け継ぐもの
東京都 自営業 佐藤瑛太(47)(仮名) 私の家は、曽祖父の代から続く地主です。 そう言うと羽振りが良さそうに聞こえるかも知れませんが、社長である私の父はあまり商売が得意ではありませんでした。 父は新しく事業を始めるたびに借金を増やし、それを精算するために、都内にあった土地を少しずつ切り売りしてきました。 その結果、最終... -
人形の怖い話
離れない…
愛知県 会社員 富里やよい(23)(仮名) 社会人3年目の春。親元から離れ、念願だった一人暮らしを始めました。 一人暮らしは以前から憧れていたのですが、父の異常とも言える猛反対を喰らい、なかなか実現しませんでした。 ある日、近所の不動産屋さんで偶然見つけた物件に一目惚れした私は、父と再度交渉を重ねた結果、自宅から近いなら... -
仕事・アルバイトの怖い話
11番テーブル
某県 短大生 伊豆川由紀(19)(仮名) 私が高校生の時、バイトしていたレストランでの、不思議なお話です。 そのレストランには、誰にも座らせない、4人がけの席がありました。 入り口を入って一番右奥の11番テーブルです。 毎週水曜日の夕方3時頃になると、誰もいないはずの11番テーブルのコードレスチャイム(ピンポン)が鳴りま... -
仕事・アルバイトの怖い話
床の記憶
富山県 建築士 河辺雅彦(53)(仮名) ある日、私の設計事務所に、若いご夫婦がお見えになりました。 お話を伺うと、ご主人のご両親から相続した土地に、新居を構えたいとのこと。 土地代がかからないとは言え、若いご夫婦でしたので、限られた予算内での設計は、私にとって腕の見せ所になる仕事でした。 依頼主のAさんご夫婦は、ノスタル... -
日常生活の怖い話
お祝い(裏)
*このお話は<お祝い(表)>を先にお読み頂くと、より一層お楽しみ頂けます。 埼玉県 会社員 横澤 翔(36)(仮名) 当時、私は職場の後輩女性Aさんと交際していました。 特に「社内恋愛禁止」ということもなかったのですが、私としてはそれを同僚に知られるのが嫌で、Aさんとも2人のことは社内的には内密に、ということにしていました。... -
日常生活の怖い話
お祝い(表)
埼玉県 会社員 横澤 美優(34)(仮名) 今から1年ちょっと前の話です。 私は会社の先輩と、職場結婚をすることになりました。 その時、お腹に赤ちゃんがいることが分かっていたので、大掛かりな挙式や披露宴は挙げないつもりでした。 安定期も過ぎて、つわりも少し落ち着いてきた頃、職場の同僚の発案で、私達の新居で、披露宴の代わりに...