短編– 怖い話 一覧(新着順) –
短編の実話怪談や心霊現象、怪異体験を集めました。日常の中で遭遇する不思議な出来事やゾッとする瞬間を通じて、怪談好きにはたまらない短いながらもリアルな恐怖の世界へご案内します。新作短編怪談も随時更新中。短い怖い話や実話怪談で、あなたも背筋が凍るような恐怖体験に触れてみませんか?
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怖い話・実話怪談
白い布
神奈川県にお住まいの男性会社員Rさんが、学生だった時のトラウマ級の恐怖体験談です。 これは、今から10年ほど前の話です。 当時、学生だった私は、高い時給に惹かれ、葬儀場でアルバイトをしていました。 葬儀場のバイトと言っても、私の仕事は机や椅子の用意など、主に会場のセッティングだけでしたので、直接ご遺体を見たり、関わったり... -
怖い話・実話怪談
ひとりかくれんぼ
福井県に住む30代の男性Iさんが彼女と体験した、とても恐ろしい恐怖体験談です。 これは、今から10年以上前の話です。 当時、車の免許を取ったばかりの私は、週末になると、その頃付き合っていた彼女とドライブに行くのが習慣でした。 初めのうちは、夏場なら海に行ったり、それ以外の季節にはいわゆる観光名所に行っていましたが、次第にネ... -
怖い話・実話怪談
ハッピーハロウィーン
東京都 大学生 青木康夫(20)(仮名) サークルの友人5人と仮装して繰り出した渋谷での話です。 楽しげにはしゃぐ人混みの向こうに、ひとりポツンと佇む女性がいました。 行き交う人並みの合間に見える、薄汚れた白っぽい、季節感のない半袖のワンピース姿は、かなり異様な雰囲気でした。 顔の前にだらりと垂らした長い黒髪で、その表情... -
怖い話・実話怪談
もう一度
石川県 会社員 宍戸篤史(34)(仮名) 残業終わりのその日、間もなく迎える本格的な冬を前に、時折吹く冷たい風に身震いしながら、私は一人、しんと静まり返った駅のホームで電車を待っていました。 向かい側の下りホームには、私から見て右側に10人ほどの乗客がいました。 スマホの画面に目を落とし、電車の到着を待っていると、下りホ... -
怖い話・実話怪談
上下に挟まれた話
茨城県 会社員 金城達也(24)(仮名) 以前、俺が住んでいたマンションは、上の階と下の階から、毎日のように男女が言い争う声が聞こえてくる部屋だった。 建物の構造上、下からの声や物音は軽減されるので、多少は我慢もできるが、上からの騒音や怒鳴り声は、ちょっと厳しい。 昨日は土曜日で仕事が休みだったが、朝っぱらから上の階の言... -
怖い話・実話怪談
知らない歌
石川県 会社員 石井香織(29)(仮名) それは、今から3年ほど前の出来事です。 私は3歳の息子を持つ、シングルマザーです。 離婚の原因はさておき、子供との生活を少しでも安定させるため、私は離婚後すぐに県営住宅への入居を申請しました。 ちょうどその頃、同じ市内で大規模な県営アパートが完成し、母子家庭の優遇措置があったおかげ... -
怖い話・実話怪談
怖い夢の話
M県 大学院生 結城美穂(22)(仮名) 当時、中学2年生で卒業準備委員だった私は、3年生の卒業式を翌週に控え、その準備に忙しい日々を送っていました。 お世話になった先輩たちに、少しでも喜んでもらえるよう、朝は早目に登校して、夕方は暗くなるまで頑張っていました。 連日の作業で疲れが溜まっていたのでしょうか、卒業式本番の5日前... -
怖い話・実話怪談
黒狐の面
岡山県でご主人と農業を営むHさんが体験した、何とも不思議なお話です。 私が農業を営む主人の元に嫁いだのは、今から8年前のことです。 主人は古くから続く農家の3代目で、私とは同じ小学校からの同級生でした。 結婚を機に、主人の両親と祖父母が暮らす母屋の隣に新居を構え、その後2人の子供にも恵まれ、仕事と子育てに忙殺されながら... -
怖い話・実話怪談
ピアノの音
神奈川県 主婦 高橋弘子(59)(仮名) 一昨年の春のことです。 お隣のお宅に、3人家族が引っ越して来られました。 ご挨拶にいらっしゃったのは、とても感じの良いご主人と、清楚な奥さんと、4歳になるという、とても可愛らしい娘さんでした。 しばらくすると、お隣のお宅から、かすかにピアノの音が聞こえてくるようになりました。 お世... -
怖い話・実話怪談
灰色の女の子
神奈川県 専門学校生 細野彩花(20)(仮名) 私には、高校生の頃から毎年同じメンバー3人で来ている、お気に入りのビーチがありました。 その日は夏休みシーズンで天気も良く、ビーチは大勢の人で賑わっていました。 昼頃に到着した私達は、海の家で借りたパラソルと持参したビーチマットを敷いて、まずはのんびり、日光浴を楽しむことに... -
怖い話・実話怪談
とても後悔した話
埼玉県に住む会社員Tさん(20代・男性)が、いまだに後悔している恐怖体験談です。 私は今、とても後悔しています。 県内で有名な心霊スポットと呼ばれる場所に、友人のヒロキ(仮名)と車で遊びに行ったのは、去年の夏のことでした。 現地に着いて、森の中の細い山道を歩くと、小さな祠や石碑があり、2人はその雰囲気を楽しんだ後、深夜2... -
怖い話・実話怪談
受け継ぐもの
東京都 自営業 佐藤瑛太(47)(仮名) 私の家は、曽祖父の代から続く地主です。 そう言うと羽振りが良さそうに聞こえるかも知れませんが、社長である私の父はあまり商売が得意ではありませんでした。 父は新しく事業を始めるたびに借金を増やし、それを精算するために、都内にあった土地を少しずつ切り売りしてきました。 その結果、最終... -
怖い話・実話怪談
離れない…
愛知県 会社員 富里やよい(23)(仮名) 社会人3年目の春。親元から離れ、念願だった一人暮らしを始めました。 一人暮らしは以前から憧れていたのですが、父の異常とも言える猛反対を喰らい、なかなか実現しませんでした。 ある日、近所の不動産屋さんで偶然見つけた物件に一目惚れした私は、父と再度交渉を重ねた結果、自宅から近いなら... -
怖い話・実話怪談
11番テーブル
某県 短大生 伊豆川由紀(19)(仮名) 私が高校生の時、バイトしていたレストランでの、不思議なお話です。 そのレストランには、誰にも座らせない、4人がけの席がありました。 入り口を入って一番右奥の11番テーブルです。 毎週水曜日の夕方3時頃になると、誰もいないはずの11番テーブルのコードレスチャイム(ピンポン)が鳴りま... -
怖い話・実話怪談
床の記憶
富山県に住む50代の建築士Kさん(男性)の、身の毛もよだつ怖い話です。 ある日、私の設計事務所に、若いご夫婦がお見えになりました。 お話を伺うと、ご主人のご両親から相続した土地に、新居を構えたいとのこと。 土地代がかからないとは言え、若いご夫婦でしたので、限られた予算内での設計は、私にとって腕の見せ所になる仕事でした。 依...