本日のおすすめ怪談
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仕事・アルバイトの怖い話
怖い話
東京都 接客業 小久保綾子(26)(仮名) 私が以前働いていたお店での体験談です。 前のお店を辞め、このお店に入ってから3ヶ月ほど経ち、少しずつ指名ももらえるようになってきた頃でした。 常連さんの中には、時々変わったお客さんがいて、 「ねぇアイちゃん。なんか怖い話、聞かせてくれない?」 というリクエストが上がることがありま… -
人形の怖い話
人形からのメッセージ 【前編】
東京都 会社員 西槇由実(26)(仮名) 就職を機に上京し、一人暮らしのマンションでの初めての冬が、まもなく終わりを告げようとしていた頃の体験です。 その頃の私は、厳しい社会の洗礼のおかげで、学生気分はとっくに消え失せ、初めて迎える年度末の決算を目前に控え、連日の残業でヘトヘトの毎日を送っていました。 その日、いつものよ… -
男性・男の子の怖い話
カッちゃん
埼玉県 大学生 木下翔悟(20)(仮名) 小学校1年生から2年生まで、私には大好きな友達がいました。 名前は確か「カツヤ君」で、私は彼を「カッちゃん」と呼び、学校ではもちろん、放課後も近所の公園で待ち合わせをして、暗くなるまで泥んこになって遊ぶ毎日でした。 ところが、3年生になる前の春休み、私の父の転勤で引っ越すことになり… -
人形の怖い話
人形からのメッセージ 【後編】
【人形からのメッセージ 前編】からの続編です。 東京都 会社員 西槇由実(26)(仮名) あの体験から何日か経った頃、久しぶりに母から電話がありました。 他愛もない話に花を咲かせ、そろそろ電話を切ろうかと思った時、ふと気になっていた質問をしてみることにしました。 「ところでお母さん、どうしてあの人形、送ってくれたの?」 す… -
日常生活の怖い話
怖い夢の話
M県 大学院生 結城美穂(22)(仮名) 当時、中学2年生で卒業準備委員だった私は、3年生の卒業式を翌週に控え、その準備に忙しい日々を送っていました。 お世話になった先輩たちに、少しでも喜んでもらえるよう、朝は早目に登校して、夕方は暗くなるまで頑張っていました。 連日の作業で疲れが溜まっていたのでしょうか、卒業式本番の5日前… -
事件・事故の怖い話
ブツブツ・・・・
某県 監察医 藤原順子(36)(仮名) 監察医の仕事は、各自治体の知事によって任命され、行政解剖を行うことです。 「行政解剖」と言うのは、死因がはっきりしないものの、犯罪性のないご遺体の死因を解明する事を目的に行われます。 皆さんがよく耳にする「司法解剖」と言うのは、犯罪の可能性がある場合にのみ、死因を解明するために行う… -
女性・女の子の怖い話
ウソつきみっちゃん
山梨県 主婦 藤野 伊依(33)(仮名) 私が小学4年生の時、美知子ちゃんという女の子が転校して来ました。 初めのうちは、割と皆んなの中に溶け込んで、私も仲が良かったのですが、しばらくすると、彼女の変わった「癖」のせいで、クラスの皆んなから距離を置かれる様になって来ました。 彼女の「癖」とは、「私には普通の人には見えない… -
日常生活の怖い話
魑魅(すだま)
岡山県 主婦 藤井 愛(38)(仮名) 私が小学校2年生の時の体験談です。 その頃私は、岡山県の山の中に暮らしていました。 隣の民家まで優に200メートルはあるような、正真正銘の田舎です。 学校に通うのも、行きは下り坂なので40分ほどですが、帰りは登り坂を1時間近くかけて毎日通っていました。 ある日、学校から帰ってきた私は… -
公園の怖い話
探し物
東京都 会社員 吉田仁美(28)(仮名) 今から2年くらい前の話です。 その日は高校の同窓会があり、久しぶりの旧友との再会で、皆、かなり盛り上がり、帰りの電車は終電ギリギリになってしまいました。 私の家は、最寄りの駅から徒歩20分ほどかかるため、帰りの時間が遅くなると、いつも駅からタクシーを拾って帰っていたのですが、その… -
人形の怖い話
親友の人形
神奈川県 会社員 水野 芳恵(34)(仮名) これは、疎遠だった親友の紗和子から、13年ぶりに連絡があった時に体験した、ちょっと気味の悪い話です。 紗和子とは高校からの付き合いで、社会人になってからもずっと、お互いが生活の一部のような存在でした。 彼女には、高校2年の頃から交際していた、8歳年上の彼がいたのですが、正直、… -
家・アパート・マンションの怖い話
乗れないエレベーター
東京都 会社員 中田正樹(31)(仮名) 「はぁ・・・またかよ・・・」 私が住むマンションのエレベーターは、雨の日に限って調子が悪いのです。 築30年のこのマンションに越してきたのは、去年の春のことでした。 以前は会社まで片道1時間近くかけて通勤していたのですが、毎朝のラッシュと往復の2時間が無駄に思え、会社近くの都心に… -
女性・女の子の怖い話
もう一度
石川県 会社員 宍戸篤史(34)(仮名) 残業終わりのその日、間もなく迎える本格的な冬を前に、時折吹く冷たい風に身震いしながら、私は一人、しんと静まり返った駅のホームで電車を待っていました。 向かい側の下りホームには、私から見て右側に10人ほどの乗客がいました。 スマホの画面に目を落とし、電車の到着を待っていると、下りホ…